腰痛の原因と改善方法

当店のストレッチ理論では、腰痛の原因の約80%は、『人間の本来あるべき姿勢、良い姿勢』が取れず悪い姿勢になっていることであると考えています。

良い姿勢というのは、一部分の筋肉にだけ負担がかかるのではなく、全身の『筋肉』と『骨』が正しく配列され血流の滞りが無く正常に循環している状態の姿勢のことを言います。

日常生活を送る中、このような『良い姿勢』を保つことができると、何をしても取れなかった、しつこい腰痛や頭痛がするほどの肩こりが消え、痛みの出にくい身体になるのです。

では、なぜ、姿勢が悪くなると肩こりや腰痛が発生するのでしょうか?

姿勢が悪い、同じ姿勢が続く、無理な姿勢を続けることで、本来、全身まんべんなく使われるはずの筋肉の特定の部分だけに負担がかかります。すると、その周辺の血流が滞り、筋肉の組織に必要な酸素や栄養素が届かなくなり、重だるさや痛みを引き起こしてしまうのです。

特に、座ったままの姿勢を長時間続けているとお腹側の筋肉の血流が滞り、硬く縮こまってしまいます。すると、それに引きつられて腰側の筋肉が緊張してしまうので、腰の痛みが発生してしまうのです。

また、それだけではなく座り続けることで下半身を制御している坐骨神経が圧迫され、『足の痛み』や『お尻周りのコリ』を引き起こしてしまうのです。

このようなことを防ぐには、長時間の同じ姿勢での作業を避けることが重要です。座り仕事の中でも『適度に立ち歩く』『血流を促進をするように時々ストレッチをする』などが効果的と言われています。

また、腰痛には、ストレスなどの心因性の原因の場合があります。

ストレスがかかっている状態が続くと身体はストレスに対抗するためのホルモンを作りだします。一時期ならそのようなホルモンの力を借りてストレスに対抗するのも良いのですが、ストレスがかかり続ける状態が続いてしまうと体はどうなるのでしょうか?

本来、ホルモンを作る場所は、ストレス対抗ホルモンだけでなく『身体を回復させるためのホルモン』や『身体を快適に調節するためのホルモン』『良質な眠りに誘うためのホルモン』を作らなければならないにも関わらず、ストレス対抗ホルモンばかりを作らざるを得ない状態になってしまいます。そうすると『眠れない』『疲れが取れない』『不調が続く』など、健康を損なう危険が非常に高くなるのです。

ストレスを解消し、身体の調子を整えるホルモンをスムーズに作りだすために、できれば朝30分でもウォーキングやランニングで血流を促し、全身に酸素を巡らせる、ストレス解消と疲れにくい体作りを心がけることが肝要です。

とはいえ、『身体の調子が悪すぎて運動する気力が起こらない』『早起きが苦手・・・』『ついつい、マッサージなどに頼ってしまう』という方もいらっしゃるでしょう。

そのような方には、全身の凝り固まった筋肉をほぐして血流を改善し、全身に酸素を巡らせ、ウォーキングをしている以上の運動効果があると言われているプロのトレーナーが行う、パーソナルストレッチがオススメです。

パーソナルストレッチは、運動後のような、すっきりとした身体の状態を作り出すだけでなく、全身の『筋肉』と『骨』を本来あるべき正しい位置に整える作用もあります。

パーソナルストレッチを定期的に継続することで、あなたの身体の使い方のクセを改善され、疲れにくい姿勢を維持することが可能となり、痛みの出にくい、疲れ知らずの身体に進化させてまいります。